生徒指導に迷いながら話しているのがわかる暗い話3連発

ここのところ新規にアップしているのは「終礼の話」ばかりです。それだけこれが自分の英語の授業を成り立たせる重要な実践であるからなのですが…。ただ、これまでに紹介した話はどれも生徒と明るく話しているものばかりでした。特に、前回などは「爆笑の話」などと題して明るい教室空間の紹介をしたので、中には「生徒と面白い話ばかりしているようだが、それで生徒指導ができているのか?」といぶかしげに思っている方もいるでしょう。

 

もちろん、筆者とてそういつも生徒と明るい話をしているわけではありません。いや、むしろ注意したり叱ったりする内容の方が多いくらいです。そこで、今回は生徒を「叱る」目的で話したものを『終礼の話』から3つご紹介します。

 

1つ目の「16. お前ら、何やってるんだ!」は、1年次にルールとして決まっていることを守っていないクラスの状況を見て話したものです。2つ目の「46. はっきり言っておきたいこと」は、2年次の終わりに次の学年の委員・係決めがうまくいかなかったことを受けて話したものです。3つ目の「65. 然るべき説教」は、卒業間際の生徒のたるんだ状況を見て話したものです。

 

いずれの話も、生徒の安全を確保するために緊急時の措置として大声を張り上げて叱るようなものではありませんが、それでも話している最中の緊迫した教室空間を感じていただけるでしょう。また、それらを話した後に襲ってくる(?)嫌な気持ちも「こぼれ話」などから読み取っていただけると思います。明るい話の一方で、そういう暗い話もしているのだということをご理解いただければと思います。(5/22/2019)

 

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