曜日の言い方と尋ね方

曜日を表す単語は、今では小学生でも知っている児童が多いと思います。また、曜日を表す It is Monday. のような文型(主語+be動詞+補語)も小学校で習う表現として新学習指導要領にリストされています。ただし、言語活動に関する事項に「時刻や日時、場所など日常生活に関する身近で簡単な事柄を話す活動」とあるだけなので、授業で曜日を表す表現を明示的に教えられているわけではないでしょう。一方、曜日を尋ねる疑問文は<疑問詞+名詞>で始まる表現なので、しっかりと習得するのはそう簡単ではありません。

 

そこで、ここでは①曜日を表す単語、②その日の曜日を表す表現、③その日の曜日を尋ねる表現という順番で導入していく方法を紹介します。もちろん、①~③は厳格な順番ではなく、必要であれば理解にとどめる範囲で後の順番の表現を使っていくこともあります。

 

では、具体的な指導過程をご紹介します。T: は教員の発言、S: は実際のまたは想定される生徒の発言、S1:, S2: は生徒個人の実際のまたは想定される発言を表します。なお、発言中の太字は強調して発音する部分です。また、「スピーチ・バブル」とは台詞の吹き出しマークを描いた絵カードのことです。 

 

◇Oral Introduction of the New Expressions

(1) Introduction of the Seven Days of the Week

① Input and practice of the words

T:(左の絵を見せて)Look at these pictures.  One, two, three, four, five, six, seven.  You see seven pictures here.  What are they?

S: ...

T: I'll give you a hint.  This is the Sun, the Moon, fire, water, tree, gold and mud.

S1: 曜日だ!

T: That's right.  These pictures show the seven days of the week.  Do you know the names in English?  For example,(太陽を指して)this is...?

S: Sunday!

T: Right.  Please repeat, "Sunday."

S: Sunday. → Mim-mem

※以下、7つの曜日の言い方を導入します。各単語では以下の部分の発音に注意します。

  Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday

なお、この時点ではつづりは見せない方が正しい発音を習得させやすいでしょう(ローマ字読みさせないため)。

※今回は生徒の関心を引くために最初は絵から入りましたが、「日・月・火・…」と書いていってもいいでしょう。

② Practice of the words

上記の絵を順番に指したりランダムに指したりして生徒に曜日の単語を言わせます。全体だけでなく、個人にも言わせます。また、ペアで片方が絵を指したり日本語で言ったりして指示を出し、もう一方が英語で答えるという練習をさせてもいいでしょう。

③ Singing the song of the seven days

ページの下で紹介するハンドアウトにある「曜日の歌」を導入し、生徒に歌わせます。リズムがよく、音の高低が激しい曲なので、生徒は喜んで歌います。

ア)Listening to the song

イ)Practicing singing with the teacher

ウ)Singing along

 

(2) Introduction of the New Expression 1: It is Monday.

T:(上の絵を指しながら)Now you know the seven days.  Then, what day is it today?

S: ...

T:(教室のカレンダーを指して)"Today" is this, and this is "yesterday" and this is "tomorrow."  What is "today"?

S: 今日。

T: That's right.  What day is it today? (「火」の絵を指して)Today is this?

S: No!

T:(「水」の絵を指して)Today is this?

S: No!

T:(「月」の絵を指して)Today is this?

S: Yes!

T: Oh!  It is Monday today.(×2) Do you understand?

S: Yes.

T: Then, please repeat, "It is Monday today."

S: It is Monday today. → Mim-mem

T: Or you can just say, "It is Monday."  Please repeat, "It is Monday."

S: It is Monday. → Mim-mem 

※Today is Monday. という言い方もあり、そちらの方が日本語に近くて生徒にもわかりやすそうですが、ここではあえて上記の表現を指導します。なお、It's ~. と縮約形を使わないのは、この後に指導する疑問文も含めて文の構造をはっきりさせるためです。 

  

(3) Introduction of the New Expression 2: What day is it today?

T: Now, I'll ask you again.  What day is it today?

S: It is Monday.

T: Good. (「?」のスピーチバブルをかざして)Then, what is my question?

S: What... day... is today?

T: Close!  You missed one word.  I said, "What day is it today?"  Try again.

S: What day... is... it today?

T: Right.  Now, please repeat, "What day is it today?"

S: What day is it today? → Mim-mem

※(1)のときから何度も聞かせてきている表現なので、それを踏まえて生徒から引き出すようにしてから練習へと移るようにします。なお、What day of the week is it today? が正確な表現ですが、口頭で練習するにはかなり高度な文なので、ここでは of the week は省略した形とします。また、What day is today? という言い方もあり、こちらの方が単純で理解したり表現したりするのが楽なのですが、ここでは上記の表現を指導しておきます。それは today はここでは「今日は」という副詞であり、「今日」という名詞ではないという文構造をはっきりさせるためでもあります(もちろんこの段階でそのようなことは生徒には言いませんが)。

 

◇Oral Practice of the New Expressions

以下のようなハンドアウトを使って練習させるようにします。

【課題1】

7つの曜日を改めて言う練習をします。

 

【課題2】

「曜日の歌」を聞いて歌います。

 

【課題3】

「今日は何曜日ですか?」「今日は~曜日です」という表現を練習させます。全体だけでなく個人、ペアなどでしっかり言えるかを確認します。

 

【課題4】

今回登場した単語と表現を読む(音読する)練習をします。

 

【課題5】

7つの曜日のつづりを書く練習をします。