授業は英語で

ここでは、筆者がここ数年に行われた研修会や講習会で取り上げ、好評を得ていることをお話しします。それらの講演時に自分の手元に置いてある、箇条書きの講演要旨を文章化してみました。

 

2021年度より完全実施される中学校の学習指導要領では、指導方法の変更点として英語で授業を行うことが謳われています。これはすでに高等学校の現行学習指導要領でも謳われているもので、中学校にも降りてくるであろうということは予想されていました。ところが、一般的には道徳の教科化と小学校英語の教科化ばかりに注目が集まり、この件はあまり話題になっていません。しかし、現状を考えると、中学校の英語教師にとって大きな転換を求めるものであるので、ここでしっかりと押さえておきたいと思います。

 

なお、実際に講演する際には、この話だけで90分を要するほどのボリュームがある話なので、以下のようないくつかの項目に分けて、それぞれ別のページで紹介します。

 

1.「授業は英語で」の基本的な考え方 

 

2.「授業は英語で」の誤解 

 

3.「授業は英語で」の指導場面  

 

4. 「授業は英語で」を支える大切なこと

 

5.「授業は英語で」の紙上公開授業 

 

上記を順番に読んでいただいた方が全体像がよくわかって、理解を深めていただけると思いますが、関心のあるページだけでも参考にしていただけると思います。

 

あるいは、上記の(1)~(4)をコンパクトにまとめた雑誌記事が「英語教育雑感」の「中学校における「授業は英語で行う」の指導-その考え方及び指導の基本と留意点-」としてあるので、そちらをお読みいただいても結構です。