生徒がよく食いついた同じ話を2つの学年で話した例

2週間振りの更新はまたまた「終礼の話」からです。

 

「終礼の話」の中には、じっくり準備して話したものがいくつかありますが、その中でも特に生徒の食いつきがよかった話があります。そして、最初の実践時(平成21年度入学生)で味をしめた(?)ために、次の学年(平成25年度入学生)でもほぼ同じ話をしたというのも複数存在します。

 

今回はそのような話の中から、もともと存在していたある話を元に、それを生徒の実生活の改善に役立てようと脚色して話したものを紹介します。もともと存在していた話とは「トイレの心理学」というものです。男子であれば公衆トイレに並んでいる小便器のどれを使うか、女子であれば大便器ボックスのどれを使うかということをとおして人の心理を探ったものが元の話です。そしてそれを、電車通学をする生徒が多い本校の生徒達の公共マナーへつなげようと試みたものです。1度目も2度目もほぼ同じ展開で進めたので、2度目の話は「続・~」というタイトルにしてあります。別に続編ではないのですが、拙著を2冊とも読んでくださっている方に向けてのタイトル付けです。

 

いずれの話にも本当に生徒がよく食いついてくれました。そのような機会を持てたことは、学級経営上も英語の授業運営上もよい効果があった話であったと思っています。ボディーの「トイレの心理学」については誰でも使える話題ですので、興味のある方は生徒に話してあげてください。上手に話題を振った上で、一方的に話すのではなく、生徒に質問しながら進めていけば、きっと話に食いついてきてくれるでしょう。(7/13/2019)

 

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