学習指導要領

令和3年4月より中学校の新学習指導要領が完全実施されました。今回の改訂は過去に例がないほど大きなもので、現場の教員にも抜本的な意識改革と実務的な変更を求めるものとなっています。ところが、学習指導要領の本編及び解説編は膨大な量があって大切な部分がどこにあるのかわかりずらく、かつ使われている表現がやや難しいこともあって、先生方はあまり読んでいらっしゃらないようです(これは感覚で言っているのでなく、研修会等で参加者に尋ねたデータで言っています)。筆者自身も、現在のような立場にいなかったら、誰かの説明を聞くだけで、自分では読もうとしなかったかもしれません。

 

そこで、本コーナーでは今回の学習指導要領のポイントを誰にでもわかりやすく解説していこうと思います。別に、筆者はそれを上から目線でみなさんに教えてやろうという意図でそれを書こうとしているわけではありません。筆者自身にもよくわからないことがたくさんあるので、みなさんにわかりやすく説明する文章をまとめるという行為をとおして、自分自身もより深くそれを理解しようという筆者自身の裏事情があるからです(笑)。

 

これからお話しする内容は、筆者自身が「もう少し噛み砕いて書いてくれないとよくわからない」と思ったことが中心です。それは、おそらくみなさんも同じような感触を持たれたのではないかと思ったからです。したがって、文部科学省の教科調査官やその意向を受けた各自治体の指導主事の先生方のような包括的な話とは少しちがうものになるかもしれません。また、筆者の理解不足によって、筆者の解釈が学習指導要領の本来の主旨とはずれてしまっていることがあるかもしれません。以上の点はご了承ください。

 

全体としてかなりの量があるので、いくつかのキーワードに分けて解説します。リンクの貼られている項目が公開中のものです。

 

1. 改定の主旨とねらいについて

 

2. 育成を目指す資質・能力の三つの柱について

 

3. 目標について

 

4. 「見方・考え方」について

 

5. 「主体的・対話的で深い学び」について

 

6. カリキュラム・マネジメント

 

なお、本コーナーを書くにあたっては、以下の資料を元にしています。詳しくはそちらをご覧下さい。

 

○文部科学省「平成29・30年度改訂 学習指導要領、解説等」

○中央教育審議会「学習指導要領等の改善及び必要な方策について(答申)」

 

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