平成23年度研究協議会 公開授業参観者感想①:授業内容や指導技術に関するもの

1. 参考資料

 公開授業の感想をお読みいただく前に、当該の授業がどのようなものであったかをご理解いただくために、以下の3点を参考資料としてご用意しました。

 

(1) 参考資料①:公開授業の視点

 公開授業を見ていただくにあたっての補足説明資料で、当日配付資料のトップページにつけたものです。本授業のねらい等をご理解いただけます。PDFファイルで読めます。

(2) 参考資料②:公開授業の指導案

 公開授業の指導案で、英語で書かれた略案です。当日配付資料に入れたものです。授業のおおまかな流れをご理解いただけます。PDFファイルで読めます。

(3) 参考資料③:公開授業の指導過程全シナリオ

 公開授業を行うにあたって、事前に考えておいた教師の発言内容です(一部、生徒の予想される反応もあります)。自分の指導案ノートに貼り付けてあったもので、当日配付資料には載せないマル秘資料を今回公開します。本授業をどのように進めようと考えていたかがわかる貴重な(?)資料です。PDFファイルで読めます。

2. 公開授業の感想

◆スピーディーな授業でした。ジェスチャーを伴わせると強弱がつき、リズミカルになるのではないでしょうか。3年生になると全量が大変と思います。それでも基礎を重視され、This is the house that Jack built....を全部言わせる訓練をなさっておられるので感銘しました。(東京・大) 

◆歌、そしてPicture Cardなど関係代名詞の英文を数多く言わせていること、New Wordsは英語で説明するなど、生徒が英語を聞く量が多くなるように工夫されていました。生徒のまちがいをすぐに訂正するのではなく、関係代名詞を確認してからもう一度生徒に確認させているところが、生徒の気づきを大切にされているのだと学ばせてもらいました。(山形・中)

◆ListeningやOral Introductionでの導入でなくreading point(特に数字を先に示してそれが何を表しているのかを探しながら)を示しながら読んでいくのが新鮮でした。いつも文法の丁寧なまとめのプリントがあり、生徒が十分理解できるように工夫されているのに刺激と励みをいただきました。(京都・中)

◆実は、私自身、中3を担当しており、テキスト(高校:英Ⅰ用のUNICORNです)は異なるのですが、Chris Moonの話を扱っております。授業のヒントになる要素をいただきました。(東京・中高)

◆英語で話される時と日本語の時とのメリハリをいつもながら示され、定着させたいポイントを母語で説明する大切さが強調されていました。単語の意味を英語で説明される等、教師としての英語の力量upも問われるパートに刺激を受け、自らの学習+授業デザインを考えされられました。スムーズでスマートな肥沼先生の授業運びを目指したいと思います。(京都・中)

◆教科書の題材をもとにここまで教科の中で教えることができるのだと思いました。言葉以外も教えることが大切なんだと思いました。(神奈川・中)

◆新出単語を英英辞書のように紹介することが、高校に行ってから当たり前のようにall Englishの授業を受けられる基礎となっているのかなと感じました。(愛知・中)

◆非常に難しい単元で、学生の頃に教える立場で同じくらい、もしくはそれ以上に理解が難しいと改めて感じました。どうすれば分かりやすく教えられるのかという視点で見ると、本当に答えがなく、頭を悩ませながら見ていました。(東京・?)

◆後置修飾についてある程度導入された上で地雷という重いトピックを生徒が興味を持てるように提示して進めていらしたと思います。教科書本文を丁寧に説明していらしたので、非常にわかりやすい進め方だったと思います。(東京・中)

◆英語と日本語の使い分けが明確で、自分の授業を組み立てるときに参考にしたいと思います。関係代名詞に加えて、過去分詞、to不定詞の後置修飾も確認なさっていた点も勉強になりました。(神奈川・中高)

◆冒頭の部分で、Reviewで写真しか見ていないのに生徒の口からスラスラと英語が出てきて驚きました。また、肥沼先生の授業を見せていただきながら、「検定教科書の英文っていいな」と思いました。私の勤務校ではProgressを使っていますが、使いにくさを感じています。(福岡・中高)

◆後置修飾というのは日本人にはなかなかなじみのない、定着しずらい言語材料だと思いますが、生徒が前時の内容をスラスラと述べ、それが入った文を適格に分析し、きちんと内容をつかんでいるところがすばらしいと思いました。ワークシートの内容も本当にすばらしくて、このように細部まで丁寧に指導されているところに感動を覚えます。勉強になりました。(福島・中)

◆できる部分は英語で、難しく感じる部分は日本語で、生徒のレベルに合わせて使い分けられていたことも印象的でした。(愛知・中)

◆とても難しい内容を取り組まれていると思いました。肥沼先生の問いに生徒たちは英語で理解し、英語でoutputしています。鍛えられている様子がよくわかりました。過去にも、あえて難しい内容を取り扱い、克服していく様子を見せていただいたことを思い出しました。打ち上げ花火のような授業ではなく、脳みそで汗をかき、本物の英語力獲得のために避けては通れない段階を見せていただきました。(愛知・中)

◆大変難しいページを選んでおられ、3年生の生々しい授業を拝見することができました。(愛知・中)

◆ウォームアップで声を出させる工夫がその後のリーディングでの発声につながっているのだと思いました。いろいろなパターンでじっくり読める先生のやり方は大変参考になりました。教科書とスピーチを取り上げ、内容も大変考えさせられるものでした。地雷の数1位~3位など、授業内容を濃いものにするための事前準備がとても参考になりました。(茨城・中)

◆地雷の内容は子供たちにとってなかなか難しいところだが、スピーチ文を持ってきてリスニング(ディクテーション)してみたり、実際に発表させるのはおもしろいと思いました。後置修飾のチャンツはおもしろいです。(愛知・中)

◆本文の内容やターゲットセンテンス等、生徒に考えさせながら理解を深めさせるよう授業を進めていくことが大切だと改めて感じました。(東京・中)

◆内容理解をどう深めるか、とても難しいことだと思いました。最後にもう少しスピーチ原稿の指導を見たかったので、次の授業が見てみたいです。1コマの授業でどんな山場を作るのか、公開授業の見せ方を考えさせられました。(東京・中)

◆教科書の題材からジョディ・ウィリアムズのスピーチにつなげ、それを聞いて中3の生徒たちは何を感じ取るのか…。大変興味深いものでした。人生のバックボーンを作っている中学生という時期に、先生のように「伝えたいこと」をもって生徒の前に立てる教師でありたいと思いました。(福島・中)

◆いろいろな活動や、じっくり取り組んだように感じるsectionも時間を見ると2~3分しか経っていなくて驚くことが何度かありました。生徒の力に合った、つけさせる力が明らかな活動だからなのかと感じました。(茨城・中高)

◆読むポイントを与え、時間を提示し、何のために何をするべきなのかが明確であったため、生徒が安心して取り組めるのだと感じました。3年生なので1年生のような元気良さというか無邪気さはないものの、一人ひとりが確実に聞け、リピートや音読をしている姿が印象的です。(栃木・中)

◆内容理解と音読充実で、先生の背景となる話も挟んで、英文理解に日常の事柄を丁寧に盛り込んでいるのがわかりました。また、シールの紹介、ジョディ・ウィリアムズのスピーチなど、本物の教材を使い、現代に生きる英語を体感させているのが印象的で、とても大切なことだなと改めて思い知らされました。(群馬・中)

◆Readingに時間がかかって困っていましたが、今日、先生の日常通りの授業を観てヒントを頂きました。聞き取りもヒントが文法から入られている点が感心しました。(千葉・中)

◆3年生の発達段階に応じて、教科書の内容をグッと身近な出来事に引きつけて生徒たちに読みとらせること、また教科書以外の英語に触れさせることの重要性を改めて実感しました。地道な作業は基礎学力に不可欠であり、実はその大切さも生徒は知っていると思います。先生のように普段のそのような活動の中で、ハッと生徒が気づくようなことをしかけていきたいと感じました。(千葉・中)

◆発展的な教材を与え、その内容を理解させ、そしてそれをリーディングテストの題材にする、という流れがよいなと思った。リーディングテストをしている生徒のビデオを見ていたら、内容を自分のものにし、オリジナリティーを含めながら発音・音読していたので感心しました。(福井・中)

◆説明すべきところはしっかり説明する、1年から振り返って文法書になりそうなプリントも参考になります。3年生の難しい文法ではやはり大切だと思いました。そんな中にも、表現の広がり、おもしろさを感じさせてくれる授業で、生徒が英語そのものに惹かれて学んでいる様子が感じられ、勉強になりました。(山形・中)

◆後置修飾や関係代名詞のように長い文は生徒もリピートするのに難しいものですが、臆せずリピートさせている姿に私も勇気をいただきました。今日みんなで読み込んだ内容がこれからどうやってあの生徒たちに落ちていくのかもとても楽しみです。(静岡・中)

◆資料がすばらしいと思いました。特にJody Williamsのスピーチは迫力があって胸に訴えるものがあります。そしてそれをスピーチしている3年生のビデオも生徒の動機付けになり、とても良いと思いました。ただ、そのテーマについて生徒に考えさせて意見を述べ合うような活動を自分だったらしたいと思いました。(福井・中)

◆私自身、現在3年生を担当しているのですが、教科書の内容理解の扱いにいつも悩みます。ついOral Introductionでほぼ全ての内容を導入してしまうのですが、先生のように数字に注目させ、生徒に読みとらせるという方法、勉強になりました。million、moreを単語ではなく数や不等号にしたところも「なるほど!」と思いました。(群馬・中)

◆3年生はどうしても文法的に重要な部分があり、どのように英語で迫るのか興味がありました。でも、何もかも気負わずに日本語を肝心なところでおりまぜていくことも必要と感じました。(茨城・中)

◆しっとりとした雰囲気の中で、じっくりと活動に取り組む、教科書本文と真正面から取り組む、文法の指導もおざなりにしない、そして次回の授業への意欲を掻き立て濃い50分間でした。(福井・中)

◆導入部分の犬の絵を使って関係代名詞を確認させるところが大変効率よく、生徒たちが考えながら発言しているのがわかりました。教科書を全体で分析して確認して理解を深めていたのもとてもわかりやすかったと思います。地雷除去の為の協力の仕方もステッカーを見て、おそらくイメージできたと思います。Jody Williamsの演説もよく理解できているようで、すばらしいと思いました。リーディングショーも頑張ってくることでしょう。(東京・中高)

◆後置修飾のワークシートがすごいと思いました。授業の中で生徒にどれだけinputできるか、まさに今日の授業は普段の丁寧な指導が生きていたと思います。また、Jody Williamsのスピーチなど、教材の精選がすごくて、生徒たちは毎回先生方の授業を楽しみにしてるだろうなと思いました。(?・?)

◆肥沼先生が日本語を話されている時間が長かったのがかえって印象的でした。口頭で済ませてしまった文法の説明を他のクラスでやったように書いて説明するのも見てみたかったです。(千葉・中高)

◆先生の流暢なわかりやすい英語を味わいながら落ち着いた雰囲気の中でやはり生徒は集中して学んでいました。中学校3年間のゴールに通じている生徒の姿を見ながら、自分自身の毎日の授業を積み重ねていく中でここまで英語を集中して聞き理解できる生徒を意識して、確かな見直しと計画をもって指導していかなければならないと改めて思いました。(富山・中)

◆教材に対する思いを感じました。発展的な内容まで考え、英語という言葉を使って世の中のことを考えさせるこをぜひやってみたいです。(山形・中)

◆難しい文法内容を明快かつ簡潔な説明できちんと段取りも踏んで進めていくための「わかる」と実感できる授業になっている。warm-upは楽しくしかも小学生や中学校低学年ではできないもので、プライドをもって取り組めていて、細部まで漏れがなく、驚嘆しておりました。(東京・中高)

◆教科書から発展した内容は、その文型を使った会話やスピーチなどをつい考え実行してきましたが、本文内容に関わる別のスピーチに進めていくという実践を先生に見せて頂いた気がします。(愛知・中)

◆All Englishで授業が進行し、生徒がついてきている状況に驚きました。3年生になると学力差が生まれ、なかなか英語で授業を進行させることが難しいと感じておりましたが、自分の努力不足なのだと思いました。質問のポイントがしっかり押さえられており、大変勉強になりました。(熊本・中)

◆リズムに乗って後置修飾の詩を読ませていましたが、とても面白いなと思いました。新出単語を提示した時にその意味を別の英語で説明していたのを見て私もやってみたいとと思いました。今、後置修飾を指導しているところなので、肥沼先生のやり方を参考にして授業作りをしたいです。(福島・中)

◆授業のほとんどをAll Englishで行うことで、生徒たちが注意深く聞く姿勢が見られました。復習の関係代名詞whoを練習するところはとても勉強になり、教材の読みに力を入れているのが伝わってきました。(静岡・中)

◆読むことが授業の中心になっているということですが、今度どう話すことにつなげていくのか興味をもちました。気持ちを込めたスピーチのビデオを見て、第2言語を自分の言葉にして話す楽しさを生徒がわかっていると思いました。(福井・中)

◆研究授業というと、生徒がダ~って英語を話し、終始コミュニケーション活動が行われるといったことが期待されますが、本日の肥沼先生の授業は、活動のあるウォーミングアップ(復習)から、生徒ひとりひとりがじっくりと考える場面、深い詩の紹介等があり、生徒全員が考え、取り組む機会にあふれた授業であったと思います。勉強になりました。(福井・中)

◆わからせたい所は日本語できっちりとやっておられるので安心しました。(後置修飾を)6カ所探すのは難しかったです。Loveとkillにそれぞれ自動詞の意味もあったのを今日知りました。Jody Williamsのスピーチを持っておられるとはアンテナが高いと思いました。(山形・中)

◆後置修飾や関係代名詞を使った長い英文でも、それを使う必要性のある教材を用いれば無理なく言えることがわかりました。テキストの読解も自然に生徒が内容を読めるような方法が興味深かったです。(群馬・中)

◆1年生のときにはいろいろな絵などを使って、工夫して、楽しく英語の授業を作ることができているのに、2年、3年になるにつれ、どうしても長文を読む!訳す!時間が多くなってしまい、生徒が退屈しているんじゃないかと思って不安になります。肥沼先生の授業では、詩のリズム練習が楽しいwarm-upをしたり、本文の内容理解を踏まえ、平和を訴えるスピーチを読んだりと、もう1つ上のレベルの教材を与えることで刺激を与えていました。(愛知・中)

◆3年生と感じられないほど声が出ていて、すばらしいと思いました。(栃木・中)

◆毎時間の授業で生徒はよく鍛えられていることがステージ3、4あたりでよくわかった。Choral Readingや発言での声量はもう少しほしい気がする。

◆関係代名詞を含む後置修飾は、生徒たちにとってとても難しいものですが、とても丁寧に内容を押さえられていて、内容理解のさせ方もとても勉強になりました。最後のステッカーの情報、スピーチも補足内容として参考にさせていただきます。(熊本・中)

◆これから学習するパートなので、本文の内容の撮り方や文法の取り組みは勉強になりました。Jack builtのチャンツも楽しそうで使えると思いました。難しい文法の文もうまく訳していたので、ペアで確認したらいいかと思いました。英語でバンバン進めていたのを、日本語に切り替えたのもわかりやすかったと思う。あとにReading Showがあったためでしょうが、生徒の何か活動も見たかったです。(富山・中)

◆同じ教科書で、もうすぐ同じパートを行う予定でした。教科書の内容についてこんな風に深めていけばよいのだということがわかって良かったです。詩の朗読も…できることなら取り組んでみたい詩です。One Worldは使いづらいなと正直思っていたのですが、こちらの読み込みが足りなかったと思います。(千葉・中)

◆私も3年生を担当しているので、大変参考になりました。スピーチを取り入れて授業に広がりが出ていて、3年生は社会へもつながることを考えさせていることにも感心しました。(千葉・中)

◆詩を通して後置修飾の表現を復習されていた点が大変参考になりました。(神奈川・中)

◆冒頭の後置修飾語、せひやってみたいと思います。教科書の内容をあの様に広げて、自分たちの世界へとつなげていくのだと参考になりました。(千葉・中)

◆午後ということもあって、少しまったりとしていた感じを受けました。Readingを中心にしていた中でも、生徒の感想など、生徒が実際に考える場を作ってもよかったと思います。(千葉・中)

◆マザーグースを用いての口慣らし、本物のスピーチを用いるなど、本物にふれることの大切さを感じました。(山口・中)

◆必要な所は日本語でするのがとても分かりやすかった。生徒に考えさせて作業させるのもよかった。(東京・高)

◆後置修飾を引き出す絵(誰によって描かれた?)【答:私です】がとても工夫されていると思いました。また、Warm-upのリズムに乗った詩の音読が圧巻でした。(福島・中)

◆高校へつながっていく指導が具体的に示されていたと感じました。また、教科書の内容を実社会と関連づける教材提示があり、大変参考になりました。(千葉・中)

◆3年生の時期のせいでしょうか?少しChoral Reading等の発声が小さい気がします。関代that「ジャックの建てた家」のリズミカルな活かし方はすばらしいと思います。

◆中1の授業と同じく、時間の区切りを決めて読ませたり、リズムを利用してウォームアップするという共通した教え方をされるのが統一感があって良いと思いました。メリハリがあり、ほぼ普通の会話をしているところがスピーディーで、生徒も反応していてとても知的なムードで大変素晴らしいと思いました。(神奈川・中高)

◆生徒が静かに内省する場面をとり、それを発表させるというところが良かったです。(神奈川・中)

◆肥沼先生の心地よいリズム・テンポの授業を再び体感したくて本日参りました。今日の授業もすばらしいもので、大変学びが多かったです。特に教科書本文をどのように扱うかは参考になりました。(千葉・中)

◆前時の復習はAll Englishで生徒も理解したのに、Textの内容や文法を日本語でされなくてもよかったと思います。生徒同士のコミュニケーション活動を見てみたかったです。(神奈川・中)

◆つい文法説明だけになりがちな後置修飾の授業ですが、チャンツや本文を使って、どこに使われているかを探すなど参考になりました。また、「英語を通じて世界を知る」内容にもなっていたと思います。(栃木・中)

◆内容も高度で文も長いですが、生徒は確実に英文を言ったり話したりしていて、すばらしいです。指導案も評価も長いスパンで見通しをもっていらっしゃることがよくわかりました。(栃木・中)

◆英語のインプットがとても多く、あれほど毎回英語に触れれば、生徒の力は必ず伸びると思いました。(神奈川・中高)

◆テンポの良い授業にはいつも感心させられます。私も肥沼先生のような教師を目指して頑張ろうと思います。(北海道・中)

◆先生の英語がnatural speedだったのですが、日々聞いている生徒たちも聞き慣れて、理解していました。(静岡・小)

◆午前の部と同様、集中力、聞く姿共に素晴らしい生徒たちでした。先生の英語のQに即答えていく姿は日頃からの練習の積み重ねがあってできている姿だと思います。この課の題材は生徒にとって深く考えさせることができると見受けました。この読みとりを通した生徒の考えを聞きたいと思いました。また、単元の指導計画なども知りたいと思いました。見せていただいたVTRスピーチ、素晴らしいです。どのようにしてそういう姿になるのかを知りたいです。(岐阜・中)

◆ただ「読む」だけでなく、「心を込めて読ませる」という先生の思いが伝わる授業でした。今日の授業では見せられませんでしたが、先輩の良い手本を見せて、目標をもたせるのもとても良いと思います。(青森・中)

◆後置修飾はなかなか生徒に定着しにくい文法項目で、私自身いつも弱気になってしまうところです。リズミカルに生徒が発音していてすごかったです。ほとんど英語で授業を進められていて、それに生徒たちもついてきていて、3年間の積み上げを感じました。(島根・中)

◆All English→Japaneseの変化を参考にしたい。(千葉・中)

◆3年生ということもあってか、文も長く難しくなり、それにつれて生徒たちが1年生(午前中)よりいくぶん大人しい感じがした。ワークシートのディクテーションなど、すばらしい内容で面白かった。関係代名詞がよく理解できるThis is the house that Jack builtは、リズムよく楽しそうだった。これはみんな好きなのか、元気にやっていた。午前中同様、フラッシュカードの使い方がとても参考になった。(東京・中)

◆冒頭の"This is ~"のリズムプラクティス、とても楽しく、また、それに取り組む3年生の英語力の高さを感じました。本時の題材は難しい文でしたが、その内容理解に丁寧に取り組み、それを表現やListening活動へと高めていく授業の流れがとても参考になりました。(静岡・中)

 

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