ロード・トゥ・アナザー・“パーフェクション”

ずいぶん面倒くさいカタカナのタイトルを付けてしまいました。素直に英語で Road to Another "Perfection" とすればいいものを…。その理由は、「111. “パーフェクション”計画”(その1)」にあります。

 

当該の"計画"は、「終礼の話」のコーナーの1回目の実践である『終礼の話』を68話分すべてアップロードするということを指しています。目標達成時期は令和4年3月末、すなわち筆者が定年退職するのに合わせようというものです。

 

一方、今回取り上げる「アナザー」(もう1つの)“パーフェクション”とは、「新文型のオーラル・イントロダクション」のコーナーのことを指しています。しかし、すでに原稿が書き上がっていてそのデータもある「終礼の話」とちがって、こちらは根幹を成す指導案自体はノートに書かれているものの、それはあくまでも手書きの状態で存在しているにすぎず、かつ若干の解説や必要に応じてワークシートなどもJPG化しなければならないので、そう簡単に作業が進みません。したがって、そこへ向かって努力するという意味で“ロード・トゥ・~”としました。

 

実は、この“ロード・トゥ・~”はトム・ハンクス主演の映画『ロード・トゥ・パーディション』(Road to Perdition, 2002)に引っかけたタイトルでもあります。同映画は、『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデスが監督しただけあって、同作品にも共通するなんとも言えない悲惨な結末が描かれていますが、もちろん筆者が目指すのは“パーディション”(破滅)ではなく“パーフェクション”(完成)です。

 

現在は1年生の「入門期指導」で扱う文法事項のオーラル・イントロダクションをせっせとアップしていますが、今後は他の学年のものも少しずつ間にはさんでいくことにします。

 

筆者が目指す“ロード”は、基本的にはある教師の個人的なネタを使って指導するオーラル・イントロダクションではなく、誰もがそのまま使える、あるいは少し教材を変えれば使える「ユニバーサル・デザイン」の指導案です(中にはそうでないものもあるのですが…)。次世代を担う先生方に筆者の実践例を参考にしていただくために、ハードな“ロード”を歩んでいくつもりです。どうぞお楽しみに。(8/14/2021)

 

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