25. 情けは人の為ならず

【きっかけ・ねらい】

新しいクラスになったところで、できるだけ早い時期に自分のクラス作りに対する考え方を伝え、生徒同士及び生徒と教師の人間関係作りをスムーズに行うための投げかけをしたいと思っていました。しかし、日程的に終礼でゆっくり話す時間がなかなか取れそうもないこと、話したいことが多くてどこから話そうか迷っていたことなどから、何を、どのような順番で、いつ話すかがなかなか決まりませんでした。

 

そのような中で、登校3日目にあたる日に4時間連続の学年指導のオリエンテーションの時間が設定され、その内容の提案をHRH委員である私がすることになりました。そこで、そのうちの1時間を学年集会にあて、担任団の一人一人が学年全体に話をする機会を設け、自分自身を「新たな学級作り」という話をする役につけました。ところが、その話の内容もなかなか決まらず、最終的な落としどころをどこにするかということも当日の朝まで決めかねていました。結局は、往路の電車の中でその原稿(注:【参考】参照)を書き、何とかそれを元に2年生全員に向けて話をすることができました。

 

そこで、終礼では、その話をベースにした、よりクラスの生徒向けの話ができないかと考え、この話をすることにしました。

 

【手順・工夫】

今回の話の最大のねらいは、学年集会での話と同様に、よいクラスを作るためのヒントを生徒たちに与えることでした。もちろん、そのようなことを短い間にあらゆる角度から話すことはできないので、最終的にはすでに学年集会で話してあった内容にうまくつながるような流れを考えました。なお、この話の構成としてあらかじめ考えておいたのは以下のようなことでした。

①1年次に自分のクラスではなかった生徒に終礼での話の意義を伝える。

②最終的には主題につながるようにするが、話し始めは一見すると何の話かわらないような、しかし生徒の関心を引けるような話題から入る。

③生徒だけでなく教師も新しい環境に置かれて不安があることを伝え、共感を持たせることによって、話の内容が心に届きやすくする。

④すでに感じている何人かの生徒の具体的な言動の良さをほめ、他の生徒に対して担任が何を期待しているかを伝える。

 

【実際の会話】4/10

T:昨年5組以外だった人には初めてのことなので最初に言っておきたいんですが、私は終礼の時にいろいろな話をします。そのせいだけではないと思うんですが、よく「5組の終礼は長い」などと言われます。もちろん、毎日そういう話をするというわけではなく、話をしようと思ったときだけです。それに、けっして無駄な話をしているわけではないので、みなさんにもお付き合いしてもらえたらなと思っています。そこで、今日はその1回目に付き合ってください。

S:(特に嫌そうな顔をするでもなくこちらをみな見ている)

T:(黒板に「せんもん」とひらがなで書く)みなさんは、これを漢字で書くことができますか?

S:(数名が「はい」とか「書けます」と言い、数名がうなずいている)

T:漢字だとこうですね(わざと「専」の右上に点を、「門」の中に口を書く)。

S:(数名がまちがいに気づいて笑っている)

T:おお、さすがですね。まちがいに気づきましたか?どこがちがっていますか?

A男:点と口

T:そうですね。(まちがいの部分に×を付ける)ここがちがっています。まちがえないようにするためには、「『専門』は『点無し、口無し』」と覚えるといいそうです。これは、先生がみんなと同じ中学生だった頃…、ですから、もう30年以上も前の昭和50年代ですね…。その時に、ある教材を売る人が先生の家に来て、「肥沼君、埼玉県の県立高校の入試で、漢字のテストに一番多く出されるのが「専門」なんですよ。過去に14回も出されています」と言ってたことなんです。回数の記憶はあやしいんですが、とにかく何度も出されたことだけは確かなようです。

S:(多くの生徒が無表情で、関心があるのかどうかつかめない)

T:何度も出されたことがあるということは、それだけまちがえやすいということなんでしょうね。まちがえやすいものというと、ことわざもそうですね。みなさんは、このことわざを知っていますか?(「情けは人の為ならず」と書く)

S:(特に反応はない)

T:このことわざは、これもずいぶん前に聞いたことなんですが、入社試験の一般常識問題で一番多く出されるんだそうです。どうしてかというと、やはり意味をまちがえてしまう人が多いからですね。では、どういう風にまちがえてしまうのでしょう?

S:(反応なし)

T:では、正しい意味は何ですか?

S:(答えるかどうか迷っている感じ)

B男:(何か言おうとしている)

T:人に情けをかけると、それが…

B男:(小さな声で)自分に返ってくる

T:そうですね。巡り巡って自分に返ってくるということなんですね。ところが、多くの人はこのことわざの意味をどうまちがえてしまうかというと?

A男:(小さな声で)情けはその人のためにならない。

T:そうですね。「情けをかけることは相手の人のためにならないから、情けをかけるのはよくない」という意味だと思っている人が多いので、この問題が入社試験で多く出されるそうです。

S:(「いったい何のためにこの話をしているのか?」という表情)

T:それで、この正しい方の意味のことなんですが、実は今日の学年集会で私が話したことはまさにこのことだったんですよ。

S:(みんなの表情が引き締まったように感じる)

T:先生は、今日は「よいクラスを作るために」というテーマの話をしましたね(注:後の【参考】を参照)。実は、あれはもともと5組のみなさんに話そうと思っていたことだったんですが、せっかく学年集会もあるので、どうせならどこのクラスにも共通することだから、みんなに話した方がいいと思って話したんです。あの話の中では、クラスの人のためになることをすれば、巡り巡ってそれが自分に返ってくるから、みんながそれぞれ自分の得意なことをクラスのために頑張ってやってごらんと言いましたよね。まさにさっき取り上げたことわざのとおりですよね。

S:(真剣に聞いている)

T:「よいクラスを作るために」ということで話したわけですが、みなさんの一人一人がクラスメートのために頑張れば、それはいい雰囲気のクラスになるに決まっています。クラスの雰囲気が良くなれば、自分のクラスの雰囲気がいいなってみんなも感じられますよね。だから、人の為に情けをかければ、巡り巡って自分に返ってくるということですよ。例えばね、もうすでにクラスのために貢献してくれている人がいるんですよ。

S:(驚いたような表情に変わる)

T:それはですね。最初の日に「このクラスには先生に対する不安を感じている人がいるかもしれない。特に、去年授業に出ていなかった1組の人と3組の人は」というような話をしました。でもね、それは先生も同じなんですよ。実は、先生は元1組の人と3組の人に不安を感じているんです。だって、どういう人かわからないし、先生のことをどう思ってくれているかもわからないからね。

S:(該当の生徒たちが特に注視して聞いている)

T:ところが、この3日間…、そう、7日、9日、10日の3日間で、まずは一番前に座っている元1組と3組の4人の人たちが先生の心を和らげてくれています。

S:(該当の4人のうち、2人は驚いた顔、2人は笑顔で見ている)

T:まずはS子さんとT男くんですが、この3日間、2人は先生に笑顔で話しかけてくれていますよね。今日のお昼の時もいろいろなことを話してくれました。あなたたち2人が話しかけてくれたことで、どれだけ先生の心を癒してくれていることか…。ありがとうね。

S子・T男:(にっこり笑いながら「どういたしまして」のように頭を下げる)

T:それからO子さんね。彼女は週番の一人として初日に快く学級日誌を書くことを申し出てくれました。その上、その日の感想をきちんといろいろ書いてくれています。

O子:(どう反応していいかわからないのか、表情はあまり変わらない)

T:そして、M子さんは、先生がプリントを渡すときにいつもにっこり笑顔で受け取ってくれていますね。その笑顔で先生はホッとしています。

M子:(遠慮しがちに微笑んでいる)

S:(急に生徒個人を褒めだしたためか、反応に迷っている様子)

T:ということで、すでに私はこれまで知らなかった4人の人のよい点を見つけることができました。4人の人が先生にしてくれたことには、必ず先生の方からもお返しをしますからね。(注:この4人は後に3人が学級委員に、1人が議長団に立候補した。)

S:(該当の4人は微笑んでいる)

T:他のみんなのよいところもこれから見つけていきたいと思っています。ですから、みんなも自分がこれならできるということについては積極的にアピールしてください。しつこいようですが、そうして他の人のために頑張ったことは、必ず自分に返ってきますから。ということで、今日の先生の話はこれで終わります。では、終わりの挨拶をしましょう。

S:(数名の生徒が回収予定であったプリント2枚を示している)

T:(あわてて)あっ、そうだった。まだ集めるものがあったね。ついつい自分の話に夢中になっていて忘れちゃうんだよなあ。

S:(やや大きめの笑いが起こる)

T:先生はすぐにこうやって忘れ物をしてしまうから、何か忘れていることがあるなと気づいたら遠慮無く言ってください。

<この後、プリント2枚が集められる>

T:では、これで終わりにします。週番、お願いします。

週番:静座! 起立! さようなら!

S:さようなら!(話に飽きていたかなと思っていたが、けっこう大きな声である)

 

【こぼれ話】

実は、初日の話(「24.あいさつから始まる新たな人間関係」参照)に加えて、2日目にも短い話をしていたので、実質的に今日は3回目の話だったのですが、話を聞くときの生徒の表情はまだまだ固く、反応も1年次の生徒たちに比べるといまひとつでした。ただ、それも仕方がないかもしれません。おそらく、私と生徒との人間関係に加えて、生徒同士の人間関係もまだできていないので、集団の中で個人としてどう反応したらいいかがまだわからないのでしょう。それは昨年の1年生のクラスでも最初は同じような状態でしたので、今後徐々に変わっていくであろうと期待しています。したがって、じっくりと時間をかけ、話の仕方や内容にも工夫をしながら、生徒の心を開いていけるように話しかけていこうと思います。

 

【参考:学年集会での話】4/10

この日の終礼での話は、それに先だって持たれた学年集会での話を前提としたものでした。そこで、学年集会での話も参考として載せておきます。

 

本校では、数年前より始業式翌日の第2学年の授業をすべて学年指導のオリエンテーションとしています。この時間はHRH(=ホームロームアワー…特活と道徳の融合した時間)扱いであったので、HRH委員である私は、事前に学年主任と相談し、そのうちの1時間は学年集会をもって、第2学年の開始にあたっての学習面・生活面の指導を行うことを企画しました。今年はその日が土曜日であったこともあり、午前中4時間がHRHであったのですが、その2時間目を学年集会にあてることになりました。そこで、それを①学年主任の話(いじめ問題を含む)、②学習について、③生活について、④新しいクラス作りについてという4つの大きな柱に分け、それぞれを担任団の1人が担当して学年生徒全体に話をすることにしました。そして、私はその中で④を担当することを自分の役割としました。以下の内容は、その話をするにあたって事前に書いておいた原稿に生徒の実際の反応を加えてまとめたものです。なお、クラスで話すときと同じように、直に核心に迫る話をするのではなく、まずは生徒の関心を引きそうな話題を出して、204人とやりとりをしながら生徒の聞く姿勢を作り、段々と訴えたい内容に移っていこうと話を構成しました。

 

<実際の話>  ※途中で生徒が反応した部分は「S:」となっています。

T:みなさん、おはようございます!

S:おはようございます!

T:司会のAA先生から「新しいクラス作り」ということで紹介がありましたが、私の今日の話のタイトルは「よいクラスを作るために」です。つまり、最初に結論を言ってしまうと、私の話のゴールはよいクラスを作るためにはどうしたらいいかということのヒントをみなさんにお話しすると言うことです。なぜかというと、みなさんは1年間慣れ親しんだ旧クラスを離れ、今こうして新しいクラスの人たちと一緒にいるわけですが、今度のクラスは2年間変わりません。ということは、そのクラスがよいクラスになればみなさんは2年間幸せに過ごせますが、そうでないクラスになってしまうと卒業するまでつらい気持ちで過ごさなければならなくなるかもしれません。1時 間目の自己紹介でも、5組では「楽しいクラスになるといいな」とか「よいクラスになるように頑張りたい」という人がけっこういました。きっと他のクラスでも同じようだったのではないかと思います。

S:(うなずいている生徒が各クラスにいる)

T:そこで、今日はよいクラスを作るにはどうしたらいいかということについて私の個人的な見解を述べたいと思います。さて、その話をするにあたっては、まずちょっとした社会科の問題…、BB先生やこれから話すことを専門に教えていらした副校長のCC先生が後ろで聞いているのでやりにくいのですが…、

S:(生徒が後ろを振り返る)

T:ちょっとした問題から入りたいと思います。これはつい数日前のことですが、アメリカの大統領とロシアの大統領がある重要なことに関して条約を結びました。確か、戦略核削減条約とかそういう名前だったと思います。そこで、問題です。アメリカの大統領は誰ですか?

S:オバマ!

T:これは簡単ですね。では、ロシアの大統領ですが、こちらは意外に難しいようで、作年の英語の時間のWhat Am I? で5組の生徒がその人を答えにしたら、多くの生徒がわからなかったということがありました。ちなみに誰ですか?

S:メドベージェフ。(比較的多くの生徒が答えた)

T:おお!よく知っていますね。さすがは附属中の生徒です。知らなかったのは旧5組の人たちだけだったのかな?

S:(旧5組の生徒が笑っている)

T:では、その2人の会談はどこで行われましたか?

S:チェコ。

T:そうです。チェコのどこですか?

S:プラハ。

T:そのとおり!では、なぜプラハで行われたかというと、これは確かなことではないのですが、おそらくちょうど1年前にオバマ大統領がプラハで歴史的な演説をしたので、それにちなんでそこで行われたのではないかと思います。オバマ大統領はその演説で、核のない世界を目指すこと、それから世界で唯一の核兵器使用国としての道義的責任からアメリカが率先してそれに取り組むことを明言しました。後者のことについてはアメリカ国内で物議をかもしたそうですが、その話はここでは割愛します。そして、オバマ大統領はこの演説によってある賞を受賞しました。それは何ですか?

S:ノーベル平和賞。

T:そうですね。素晴らしい演説をしたことが評価されたということでした。アメリカの大統領は過去にも有名な演説をした人がいます。おそらくみなさんが知っている一番有名なものはリンカーン大統領のものではないでしょうか?何と言ったか知っていますか?

S:人民の、人民による、人民のための政府。

T:そうですね。英語では "Government of the people, by the people, for the people" です。of, by, for という3つの前置詞が使われているので、英語の授業ではよく前置詞の勉強の時に取り上げられます。ただ、リンカーンの演説は1860年代のものですから、もう150年も前のものですね。最近の大統領はあまり有名な演説をした人がいませんが、その中では、今から50年ほど前の大統領が言った次のことばが一番有名かもしれません。それは "My fellow Americans, ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country. です。日本語では、「わが同胞達よ、国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問うてほしい」というものです。だれの演説か知っていますか?

S:ケネディー。

T:よく知っていましたね。ジョン・F・ケネディー大統領です。もちろん、彼の演説はすごく長いのですが、この部分が最も印象深いということで、世界中の人が知っています。それで、先生がなぜこの台詞を取り上げたかというと、原文のcountry という単語を class とか classmates に替えるだけで、先生が今日言いたいことを表してくれるからです。つまり、「クラスがあなたに何をしてくれるかではなく、あなたがクラスのために何ができるか」となるからです。ようやくクラスの話になったので、その話に移ります。みなさんはクラス替えをしたばかりで、まだまだ新しいクラスにはなじんでいないと思います。この学年では今のところ聞こえてこないのですが、過去 の例で言うと、クラス替えをしたときに、よく耳にすることばがあるんですね。それは「今度のクラスは雰囲気よくな~い~」とか…

S:(女子の機嫌悪そうな声色で言ったので、笑いが起こる)

T:「静かすぎて面白くな~い~」とか、「○○がいるからや~だ~」とか。そういう文句が聞こえてくるんですね。でもね、そういうときにその声の主に目を向けると…、これは先生から見た場合の話ですが…、そういうこと言っている人を見るといつも感じることは、「雰囲気を悪くしているのはお前だろうがよ~」ということなんですよ。

S:(びっくりしたような表情の生徒が多い)

T:そういう文句を言う人には共通点が多いんですよ。それは何だと思いますか?

S:(反応はない)

T:それはね、自分が集団の雰囲気を壊していることに気づいていないということなんです。しかも、それを他の人のせいにしたがる人なんです。つまり、不平不満を口にする人の多くは、自分の発言や態度が周囲に悪影響を与えているということに気づいてない。そして、その不機嫌な言動で周りの人たちを萎縮させ、空気を淀ませてしまう。その結果、周りの人がだんだんと元気をなくしてしまうんです。

 反対に、どのような環境に置かれようとも、何とか頑張ろうと思う人は…、いや、そういう人はそもそも周りの環境とかに左右されないと思うんですが…、前向きに努力するんですね。しかも、そういう人の多くは、笑顔を振りまいたり、一生懸命頑張る姿を見せたりするから、結果として周りの人たちを幸せにする。なぜこんな話をしているかといことはもうわかったと思いますが、新しいクラスになり、それぞれが「新しいクラスは自分にとってどんな場所のなるんだろう?」という不安を持っているのではないかと思います。そして、その裏側の期待として、「よいクラスになるといいな」と思っていると思います。

 そこで、先程のケネディー大統領の発言との関連なんですが、よいクラスにするのはみなさん一人一人の努力にかかっているんですね。では、具体的にどういう風に考えていけばいいかというと、1つは自分がこんなことをするとクラスのためになるかなと考えて、できることはどんどんやろうとすることです。2つ目は自分がこんなことをするとクラスメートが喜んでくれるかなと考えてそれを実行しようとすることです。一人一人がそうやって考えて行動してくれれば、どのクラスもきっと過ごしやすい、よいクラスになると思います。逆に、クラスメートが何かしてくれるだろう、自分が何もしなくたって誰かがやるからいいやと思う人が多いクラスはよいクラスになりません。他人任せにしているから何も進歩しないんですね。ましてや、不平不満をぶちまけている人、他の人の足を引っ張る発言をする人、例えば、「○○っていやな人よね~」とか「○○ってキモくね?」などという発想をしたり、実際に発言したりする人は、自分で自分の環境を悪くしていることを自覚すべきです。自分だけならいいけど、他の人には大きな迷惑ですよね。

 最後に、これはあまり知られていないことばなんですが、とてもよいことばなので、それを紹介して先生の話を終わりにします。(ホワイトボードに「怠ける者は不平を言い、努力する者は夢を語る」と大きく書く)

S:(生徒の多くがこのことばをノートに書いている)

T:このことばの意味はね、不平不満を言う人というのは、何かにつけてサボろうとする人だということ。ぜひ、みなさんにはそういう人にはなってもらいたくないんです。そして、できれば夢を語れる人、つまりどんなことにも努力を惜しまない人になってもらいたい。お互いに、2年間、楽しく夢を語り合おうではないですか。

 以上で、私の話を終わります。

 

※この話は原稿を書いてあったので、そこに自分の発言に対する生徒の反応を加えました。

 

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