波乱万丈の一年

現役の小中高の先生には申し訳ありませんが、筆者は今週水曜日(2/7)の埼玉大学「英語音声学B」の最終授業(兼学期末テスト)をもって、本年度の授業がすべて終わりました。ただ、本年度は「無事に終えられた」とは言えないような1年間でした。

 

まずは、いきなり4月の最初の日曜日に生まれて初めてひどいぎっくり腰になって歩けなくなり、あえなくすべての大学の授業の初回を休校にせざるをえなくなりました(「ようやく新年度が始まった…のはずが」)。幸いにもその翌週には強烈な痛みはやわらいだので、以前に別の理由で手に入れた杖をつきながら各大学まで通うことができ、なんとか前期の最終日にそれぞれの授業の補講を入れることで事なきを得ました。

 

次に、7月末に原因不明の高熱にみまわれて緊急入院となり、埼玉大学の2つの授業の前期学期末テストの代理監督を英語科の2人の教授の先生にお願いしたということがありました。幸いにも、その直前に体調に異変を感じて、急いで両方の試験を作成しておいたので、それが可能になりました。病院から大学の先生と何度かメールでやりとりをして試験を代理実行してもらい、約4週間の入院期間中に採点と成績入力ができたので、これまたなんとか事なきを得ました。

 

そして、年が明けた今年の正月-これが一番大変だったのですが-、再度高熱が続いて緊急入院となってしまいました。当初の予想より入院期間が長くなったので15日間)、神奈川大学は残った2回分の授業ができませんでした。ただ、最終回は試験も行う予定であったので、事前に作成してあったテストをメールで送り、なんと事務職員の方に試験監督と課題回収を代行してもらいました。埼玉大学はそれぞれ4回、5回と残っていた授業の各2回を休講にし、時間をかけて指導する予定であった内容を残りの2回と3回に集約する形でなんとか乗り切りました。

 

まったくもって今年度は波瀾万丈の1年でした。実は前年度も4月の授業をすべてオンラインにさせてもらったということもあり(「スロースタートした新たな生活」)、2年連続で大学の先生方や事務職員の方々、そして何と言っても学生たちに迷惑をかけていましました。来年度は落ち着いた1年間を送れることを願っています。(2/10/2024)

 

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