当初は5月いっぱいで終了するはずであったロイロノートによる遠隔学習指導ですが、6月からは各学年週2日の分散登校になることを受けて、ロイロノートによる指導も6月いっぱいまで(7月第1週となる6月第5週まで)延長されることになりました。これは、週2日の登校と言っても、1日5時間の授業では各教科1時間しか授業ができないことを補うためでした。これに対して、5月中の実施を経て指導内容に関してはある程度確かなものが固まりつつあったので、先述の1年生当初指導内容候補を改訂して、「1年生当初指導計画・実績」を作成しました。
(1) 6月の指導・評価計画と指導内容
上記のような事情もあり、6月の指導計画にはロイロノートの指導に加えて、分散登校時の授業内容も加えることになりました。ただ、英語の場合は週に1時間の授業で新しいことをやっても身につかないと考えたことや、はたしてロイロノートで指導した内容が本当に身についているのか不安なところがあったことなどから、特に1年生は4回ある分散登校時の授業をロイロノートで学習したことを順番に復習することに特化した内容にしました。
次に、5月と同様に、上記を受けて各時間の指導内容の詳細を考えました。
① 1年生6月第2週(入門期10-12)の指導内容(カード作成計画)
② 1年生6月第3週(入門期13-15)の指導内容(カード作成計画)
③ 1年生6月第4週(入門期16-18)の指導内容(カード作成計画)
(2) 分散登校授業の指導案と教材
(1)にもあるとおり、分散登校時の授業はロイロノートで学習した内容の復習を中心にしていました。そこで、ここでは各授業の指導案とその授業で使ったハンドアウトを紹介します。ハンドアウトは、ロイロノートで学習した際のスライド画面に使ったものをダイジェスト編集したものです。
① 1年生分散授業第1時の指導案と教材(ハンドアウト)
② 1年生分散授業第2時の指導案と教材(ハンドアウト)
③ 1年生分散授業第3時の指導案と教材(ハンドアウト)
④ 1年生分散授業第4時の指導案と教材(ハンドアウト)
なお、分散授業は各学年で1クラスを2つのグループに分け、それぞれに対して教員が付いて授業を行うという形が採られました。英語科では、通常は各学年とも主担当と副担当がクラスを分けて受け持ち、さらに全クラスとも週1時間は非常勤講師による別プログラムの授業を行っていますが、分散授業ではその枠を取っ払い、各学年の全クラスを主担当と副担当が1クラスを分けて同時間に並行して受け持つという方法を採りました。そして、翌週の授業では担当者を入れ替えるようにしました。もちろん、教える内容は各回で共通にし、教える教員によって内容が異なるということがないようにしました。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から