筆者の大学時代の同窓生との付き合いについては、これまでも「56. 大学時代の同窓生」、「68. 同窓会が実現」、「71. 親友のこと」でお話してきました。今年もつい先日、その中のリーダー格のAさんから同窓会を開こうという誘いと日程調整の連絡がありました。
その返事の中で筆者が「今年は行けそうにありません…」と書いてしまったことで、ある話が一気に進んでしまいました。それはAさんが筆者の病気のことをある程度知っていたからです。すぐにAさんが仲のいいBさんとCくんに連絡をとってくれて、数日後に4人で会おうということになりました。
筆者の負担を軽くしようと、集合場所は筆者の家から車で15分くらいのところにある大手コーヒー・チェーン店を探してくれました。そこまでAさんは片道2時間、C君は1時間半もかけて来てくれ、Bさんはその2人を最寄り駅まで車で送迎する役目を担ってくれました。
約束の時間どおりにお店に着くと、すでに3人は来ていて、おしゃべりの最中でした。挨拶もそこそこに筆者もその輪に加えてもらうと、なんとも言えない安心感に包まれました。お互いに大学を卒業してから40年も経つのに、ほぼ毎年のように会っていたためか、大学時代と同じような雰囲気で話すことができました。
3人は筆者の体調のことを考えて1時間くらいで解散しようと考えていたようですが、それぞれの積もり積もった話をするには到底それでは足りず、結局2時間半も話し込んでしまいました。幸いにもその間筆者は疲れを一切感じず、帰宅後もそれは変わりませんでした。
仲間であり大切な友人でもある同窓生たちのおかげで、ここのところふさぎ込みがちだった気分が、まるで視界が開けたかのような明るくすっきりした気分になりました。同窓生の温かい心遣いには本当に感謝しかありません。(5/18/2024)
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