いかがだったでしょうか。すべてをお読みいただいた方にはきっとご納得いただけたと思います。ぜひ生徒に話すときはしっかり考え、工夫して話してみてください。きっと生徒たちが今よりずっとよく先生の話を聞くようになり、行動が変化し、先生が学級担任であればクラスが今より明るく元気で、賑やかではあっても人間関係が落ち着いた集団になると思います。
さて、2022年3月の時点で筆者は定年退職して中学校現場から離れてしまいましたので、学級担任を持つことはもう無さそうです。したがって、「終礼の話」のような機会はもう持てそうにありません。しかし、大学において授業等をとおして学生を指導する機会はまだ持っています。大学生には中学生や高校生とちがう対応が必要でしょうが、一方で人の心理というものの中には年齢とは関係のない部分もあるでしょうから、彼らに話をする際も工夫をしていこうと考えています。そして、そうした指導をとおして気づいたことは、またここで紹介していきたいと思います。
なお、本コーナーでは実際の話を3つしか紹介できませんでしたが|、「終礼の話」のコーナーでは「終礼の話」に68話、「続・終礼の話」に88話が紹介されています。前者については書籍が絶版のため全話を本HPで公開していますが、後者については本の残部があるため一部を公開するにとどまっています。本コーナーの例のように一方的に話す形ではなく、生徒とやりとりをしながら話した実践の記録なので、併せてお読みになってみてください。
※2024年3月をもって『続・終礼の話』の本の販売は終了しました。
ここまで長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
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