息子と２人で言ったアメリカ西部アドベンチャー・ドライブ旅行
筆者には２人の子供がいます。上が女の子で、その６歳下が男の子です。二人とももう成人しています。しかし、朝から夜遅くまで、さらには休日まで仕事をしていることが多い筆者は、２人が子供の頃にあまり父親らしいことをしてあげられませんでした。特に２人目の息子が小さいときが最も忙しかった時期で、休日でもあまり遊んであげられませんでした。
そのような反省もあり、息子が中学生になる半年くらい前、つまり小学校６年生の夏休みに、思い切って彼を連れて２人でアメリカへ旅行に行くことを思い立ちました。とても優しくて少し気の弱い息子に、中学生になるのを前にスリルある旅を経験させてあげたいという思いがあったからです。そして実現したのが今回ご紹介する旅行です。
せっかくなので、そのときのエピソードを当時教えていた生徒にも紹介することにし、不定期に発行していた「英語科通信」の“号外”として、旅行記のような記事を７号分発行しました。また、旅行中に撮影してあったビデオも１時間の授業で上映できる長さである約35分間に編集し、解説の字幕を入れたものを作って生徒に見せました。生徒には、筆者の年をとっても何かにチャレンジし続ける姿勢と普段は見せない父親としての側面を見せるという意味がありました。
今回の旅は、すでに紹介済みの「日本一周バイク一人旅」、「アメリカ留学」、「アメリカ大陸バス旅行」の経験を生かして約25年後に行った中年オジサンのアドベンチャー旅行です。それに半分付き合わされた形の息子との数々の経験をお楽しみください。
ここでは、その英語科通信号外版の記事をPDFでそのまま公開します。以下の第１回～第７回に分けてありますので、それぞれダウンロードしてお読みになってください。
(2) 第２回（ドキドキの初ドライブからヨセミテ国立公園まで）
