もうすぐ10月ですね。ラグビーのワールド・カップでは日本が世界ランク2位のイングランドを破る快挙で盛り上がっていますが、気候が良くなるこれからの時期は運動会を行う学校や会社が多いのではないでしょうか。
筆者の学校では9月14日に運動会が行われました。暑くも寒くもなく、雨も降らない、最高のコンディションでした。本校では3学年縦割りクラスの対抗戦という形で優勝を争うのですが、ここ4年間は学級担任をしていないので(研究部長や教務部長等を務めているため)、自分が教えている学年の5クラスを公平に応援するため、というか生徒を鼓舞する必要がなくなってしまったために、運動会に対するこだわりが以前より小さくなってきたように思います。さらに、20年近く一人で全種目のビデオ撮影をしていたのを若手に引き継ぐために3人で分担するようになったのも、それに拍車をかけているように思います。
8月4日にアップした「21. 花形イベントの運動会だから」でもふれましたが、筆者が書いた「終礼の話」と「続・終礼の話」には計11話の運動関係の話があります。そのうちすでに6話をアップしてあったので、今回はパート3として「続・終礼の話」から3話(2年生:1話、3年生:2話)をアップしました。3話とも「運動会に向けて」というサブテーマがついているとおり、運動会に向けて自分のクラスの生徒に担任としてどのように向き合っていったかがわかるものになっています。それぞれ単品でお読みいただいてもいいのですが、いずれもその直前の話と連動しているものなので、各学年の直前のものと合わせてお読みになっていただくと、よりよくご理解いただけると思います。
残るは2話ですが、そちらはいずれも「運動会を終えて」という話になっているので、また改めて別の機会にご紹介したいと思います。いずれにしても、学級担任として運動会をどのように学級運営に生かそうとしたかということを読み取っていただけるでしょう。若い先生方にはご自分のクラスで生徒に何を話したらいいかということの参考にしていただけると思います。
英語教育には直接関係ないように思われるかもしれませんが、学級経営は特に英語の授業経営に大きな影響があると長年の経験から確信しています。授業中に活発に活動する生徒を育てるためにも、運動会を上手に利用したいものです。(9/29/2019)
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