筆者の授業ビデオ初公開!

これまでどこかのページで何度も書いてきましたが、筆者は自分の授業ビデオを200本以上もっています。同僚が撮影してくれたものが約30本(うち公開授業20本)、自分で授業研究のために固定カメラで撮影したものが約180本あります。一番多いのが中1の入門期の授業を撮影したもので、ある時期は3回連続で1年生を担当する度に4月の最初の授業から7月の夏休み前最後の授業まで自分の担任クラスの授業を毎回撮影していました。これだけで約40本×3=約120本になります。

 

そうして撮りためた授業ビデオは、先生方向けの研修会で必要な部分を切り出して使ったり、大学の英語科指導法の授業で学生たちに具体的な指導場面を見せるためなどに使ってきました。また、先述した入門期の授業は出身大学院や新たに附属中学校を設立する公立・私立高校の先生方に利用していただいてきました。ほかにもこれまでに何度かそれらを市販してはどうかという提案を受けたこともあるのですが、元々そのような目的で行った授業ではないので、生徒の肖像権や個人情報、授業中に使っている音楽の著作権等のことを考えると授業全体を商品化するというのは無理だろうとお断りしました。

 

ただ、ある特定の場面だけに絞って、生徒の顔(公開授業であれば参観者の顔も)をぼかしたり生徒の名前を指名する音声を消したりすれば公開も可能かなと思い、今回「新文型のオーラル・イントロダクション」と「英語科指導の重要ポイント」の記事を書くにあたって、その内容に現実味を持たせるものとして公開することにしました。

 

幸い、20年ほど前から学年・学校行事等のほとんどのビデオ撮影を任され、それらを保護者会で見せたり卒業後に3年間の思い出の記録として卒業記念DVDとして贈ったりするためにさんざん編集作業をしてきましたので、授業のワンシーンを切り出してそれらをつなげるくらいの編集であればお手のものです。

 

その第1弾は、「新文型のオーラル・イントロダクション」で直近5回連続でアップした中1の最初に指導したい事項、すなわち「曜日」「月日」「天気」「出欠席」及びそれらを含んだ「挨拶」のシーンです。これをただお見せしても「へえ、そんなことをしているんだ…」くらいで終わってしまうでしょうから、第Ⅰ部では筆者の中で挨拶活動がどのように変わってきたのかを1996年~2021年の25年間の変遷としてご覧いただき、第Ⅱ部ではその最終の活動を仕上げるまでの経過を4段階でご覧いただけるようにしました。

 

一般の方に広く見ていただくようなものではないので、あくまでも本ホームページからでないとたどり着けない「限定公開」としてあります。ご関心のある方は「【応用編】曜日・月日・天気・出欠の確認等を含んだ挨拶活動」のページをご覧ください。

 

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