「完全版」。いったい何度この表現を使ったでしょうか。そのときはそうだと思っていても、調査を続けると新しい事実が出てきて、内容を書き替えなければなりません。
今回も、本年2月の段階で完全版だと思って公開した「附属中学校の敷地の変遷」を大幅に修正しなければならなくなりました。きっかけは附属中学校のOB教員で構成されている『桐鳳会通信』に件の内容に関する記事を依頼されたことでした。きちんとした会誌に投稿するからには情報の正確さを期さなければならないと考え、不明確であったり疑問が残ったり自信がなかったりした部分を文献数を大幅に増やして調査し直したのです。
すると、ようやくそれらが明確になり、すべてのミッシング・リンクがつながりました。おそらく今度こそ“完全版”であると言えるでしょう。附属中関係者の方あるいは東京の歴史や地理に興味のある方はぜひご覧になってみてください。もっとも細かい内容は今後も加筆修正が必要なことが出てくるかもしれませんが…。(4/20/2024)
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