♪かきねのかきねの まがりかど たきびだたきびだ おちばたき♪
少しばかり呑気な書き出しですが、ある程度の年齢以上の方であれば懐かしい響きのあるフレーズでしょう。そうです。童謡「たきび」の歌詞(作詞;巽聖歌)です。
筆者も、子供の頃は実家の小さな庭で、2本のもみじから落ちた葉を使って、よくたき火をしたことを覚えています。しかし、決して大きくはないもみじの木から落ちる葉の量はそれほど多くなく、焼芋を作るときは新聞紙や枯れ枝を足したりしていました。
そのたき火が、環境問題から禁止されてしまったのはいつ頃だったでしょうか。以来、少なくとも都市部ではまったく見かけなくなりました。だいたい、落ち葉があるような雑木林もめっきり少なくなりましたね。
ところが、あるところにはあるもので、しかも今まで見たことがなかったくらい大量の落ち葉がある場所ーそれも都内の道ーに出くわしました(下の写真参照)。
その場所は、東京都小平市を通る多摩川上水に沿った小道で、西武国分寺線「鷹の台」駅のすぐ近くです。別の場所である用事があって12月の上旬にそこを訪れたのですが、地図を見てそこを通ってみようと行ってみたところ、まさに「落ち葉の絨毯」とも言える光景に出くわしました。
長らく忘れていた光景に出会えた嬉しさのあまり、本来の用事を忘れて、しばしその風景と足の感触を楽しみました。なお、もう1つの拙著ホームページ『目から鱗が落ちる英語学習』では、12/21から件の写真を背景にしてあります(笑)。
年内の更新はこれが最後です。今年もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。(12/30/2023)
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