後置修飾シリーズ4連発!

私たち日本人にとって最も習得が難しい後置修飾。それは同時に英語教師としても指導に最も苦労する文法項目でもあります。

 

そこで、新年度の授業が始まるこの時期に、中学校3年生で教えることが多い後置修飾の導入方法を4回に分けてご紹介します。具体的には、①現在分詞と過去分詞によるもの②接触節によるもの③主格の関係節によるもの④目的格の関係節によるもの、です。これらを①~④の順番で教えることを前提としたシリーズでご紹介します。ただ、「4連発」としていますが、「4項目を一度に」とか「4週連続で」ということではありません。あくまでも同じコーナーの中では他の項目をはさまずに4項目を連続でアップするということです。

 

その第1回の ①現在分詞と過去分詞による講師修飾の文 はすでにアップずみです(実はこの「つぶやき」はそれと同時にアップするつもりで書いてあったのですが、まちがえて記事だけ3/4に先行アップしてしまいました…笑)。より具体的には、現在分詞によるものと過去分詞によるものです。これを教科書の内容にかかわらず、ある意味では“ユニバーサルな”方法として教える内容と手順を紹介しました。ぜひ、みなさんもご自身の学校の事情に合わせて利用してみてください。

 

今回はその第2弾として ②接触節による後置修飾の文 をアップしました。接触節は見た目が目的格の関係代名詞の省略された文と同じなので、同文を教えた後に全く同じ文として登場させる教科書もありますが、ここではあえて前回の分詞による後置修飾の次の段階として節による後置修飾という考えで導入する方法を紹介します。前回同様にユニバーサルな教材を使っていますので、そのままお使いいただけます。

 

なお、1年生で扱うことが多い前置詞句によるもの(実は、学習指導要領では教えるべき文法事項として取り上げられていません)、2年生で扱うことが多い不定詞(形容詞用法)によるもの、は改めて別の機会にアップする予定です。(4/8/2023)

 

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