『終礼の話』本に掲載されているすべての話をアップしたはずであった「174.『“パーフェクション”計画』fully completed!」。しかし、よくよく原書を確認してみると…、ありました！もう１つ残っていました。それは、第２学年の最後のページにある「<Coffee Break> 本校『終礼』の運営方法」です。
なぜそれを見逃していたかというと、自分が持っている原稿データにも印刷会社から送ってもらった本のデータにもなかったからです。それに気づいてからは、「仕方がないから本を見ながら手で打つか…」と思いながらも、面倒くさくて「※元原稿紛失」という注意書きを付けてそのままにしていました。ところが、ひょんなことからその問題を解決することができました。
それは、先日電車の中でスマホを使ってもう１つのホームページの記事を書いていたときのことです。ほぼ書き終えたところで下車駅に着いてしまいそうだったので「保存」ボタンを押したのですが、クルクルマークが出るだけでいっこうに保存が終了しません。無理に消すとせっかくの原稿がパーになるので、しばらくそのままにしておいたのですが、１時間近く経ってもクルクルが続いていました。そこで、打った原稿は諦めるとして、せっかく打った内容を残せるようにと、スクショ機能を使って書いた原稿を三分割の写真として残しました。
その写真がうまく撮れているかを確認するためにファイルを開けてみると、画面の下に「画像内のテキストを選択」というボタンが出ています。「これはもしや…」と思って押してみると、画面がしばらくキラキラした後に、数行分をテキストとして認識したという反応が出てきました。そこで、なんとか「すべてのテキストをコピーする」という機能を呼び出し実行してみたところ、画面のテキストのほぼ100%（一部の記号を除く）がテキストとしてコピーされて、それを原稿が消えてしまったそのページに貼り付けることができました。こうして次々に３ページ文をコピーし、ほぼ無傷で失ったデータを回復することができたのです。
そのときにふと思いました。「原稿が無くなってしまった『終礼の話』のあのページでも同じ事ができるかな…？」自宅に帰ってから本を取り出し、件のページを開いてスマホで写真を撮り、それを開いてみたら同じようにテキストとして認識してくれることがわかったので、同様の作業を行って、無事にデータが無かったページを作ることができたのです。
今回アップしたページは、そうして復活させることができたものです。半分諦めていた真の“パーフェクション”をついに成し遂げることができました。
いやあ…、それにしてもスマホの機能、恐るべしです。（2/18/2023）
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