本コーナーのどこかでふれたことがあると思うのですが、筆者は今年の6月中旬から「県民割」という旅費補助制度を使って大学に通っていました。それは、自宅から片道2時間以上もかかるところに中一日を挟んで週2回通っているので、通勤の負担を軽くするためでした。
元々「県民割」は県内の旅行を対象としたものでしたが、5月の連休明けから「ブロック割」というほぼ隣り合った近県同士の旅行も対象になりました。つまり、筆者の住んでいる埼玉県からでも神奈川県の県民割(「かながわ旅割」)を利用できるようになったのです。
筆者は「1泊6000円以上で3000円の割引+2000円の地域振興券」という割引を利用しました。これなら2000円を食事にあてれば実際の負担は1000円強となります(元の宿泊費がいくらかで変わる)。このくらいの負担であれば、往復4時間の通勤を一日減らすことができるメリットと比べて安いくらいです。
結果的に10/6までこの制度を使ったのですが、それが翌週からは「40%引き+3000円の振興券」となったのです。宿泊費の補助が少し減ったのが残念でしたが、制度が始まる時間と共に翌週の予約を済ませて利用させてもらいました。
ところが、各種のニュースでも話題になったとおり、予約が開始されてから程なくして多くのホテルが宿泊費の値上げに踏み切りました。需要と供給のバランスで値上げがあるだろうということは予想していましたが、まさかこんなに早くそれが起こるとは思っていませんでした。グズグズしている間に多くのホテルが「売り切れ」になってしまったのです。
また、後期になって前期は空いていた中日(水曜日)にも授業が急に入って通勤が一往復増えたので、現地に2泊することは体力的、精神的、経済的に難しくなりました。そこで、開始第2週からは後半の1泊だけとしました。
今のところ、年内はこのペースで行くつもりで、クーポンが売り切れになる前にすべて予約してしまいました。果たして結果的にどんな感じになるか楽しみです。なお、現行の全国旅行支援は年内限りとなっていますが、来年の1月からはどうなるのでしょうか…。(10/29/2022)
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