長年教員をやっていた筆者にとって、夏休み後の新学期とは9/1から始まるものでした(もっとも、筆者の元勤務校は2学期制をとっているので、実際にはその日は新学期の始業式ではなく「特別時間割」という日です)。最近では8月の最終週辺りから新学期が始まる学校も増えてきましたが、長い冬休みのために夏休みを短くする地域の学校を除けば、まだまだ全国的な認識としては9/1が新学期の始業式の日でしょう。
小学校に入学以来、今春に教職を定年退職するまで50年以上もそれを続けてきた筆者にとって、長年9/1とはそういう日でした。ところが、大学の教員となった今年はちがいます。9月に入ってもしばらくは家でブラブラしていたのです(もちろん後期の授業の準備を少しずつ進めていましたが…)。その生活も今週の木曜日をもって終わりました。つまり、大学の後期の授業が始まったのです。国立大学の方は10月からですが、私立大学の多くは9月の中下旬から学校が再開されています。
約2ヶ月振りに片道2時間以上かかる通勤を味わいましたが、想像していたのよりずっと楽でした。おそらく数ヶ月間だけでも身体がそのペースをつかんでくれていたのでしょう。火曜日の授業は来週からなので、今週は木曜日だけというスロースタートだったのも幸いだったかもしれません。来週からは火曜日の夕方と木曜日の早朝の授業のために2泊3日する生活が再開されるので、そうなるとまた少しちがうかもしれません。しかも、後期は水曜日にも別の授業が入るかもしれないという緊急事態が起こりつつあるので、さらに忙しくなるかもしれません(それについては機会を改めてお話しします)。
現職の先生方と比べると1ヶ月近く遅くスタートしたことになりますが、筆者も遅ればせながら頑張りますので、本ホームページも引き続きよろしくお願いいたします。(9/24/2022)
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