海外短期留学制度

近年は、私立学校を中心にして学校単位で海外留学を行う学校が増えてきました。また、公立学校でも修学旅行で海外に行く学校が出たりもしています。そのような中で、附属中学校でもかなり前から保護者や受験生から「留学制度はないのですか?」という質問があがっていました。

 

一方、筑波大学はその経営方針の1つとして「国際教育」の推進を掲げ、学生数の一定割合を海外からの留学生用に確保したり、外国人の教員を積極的に採用したりしています。国際教育の推進は附属学校(全11校)に対しても示され、各附属学校はそれぞれの特色を生かした国際教育に取り組むことになりました。 

 

そうした流れの中で始まったのが、現在実施しているアメリカ短期留学とシンガポール短期交換留学です。ただし、いずれの行事も全員参加ではなく、希望者のみが参加するものです。しかも、参加定員(前者は36名、後者は2〜3名)があるので、希望者全員が参加できるとはかぎりません。また、任意のものですから、費用はすべて受益者(参加者)の負担となります。

 

以上の点を踏まえた上で、現在実施されている2つの海外短期留学の内容を、それぞれ以下の別ページで紹介します。

 

① アメリカ短期留学 

2012年度から毎年春休みに行われている本校単独の行事です。基本的には提携校の生徒の保護者の家庭にホームステイしながら、ホストファミリーの生徒と一緒にその学校の授業を受けるというものです。

 

② シンガポール短期交換留学 NEW

①より先の2008年度から附属高校と共同で行われている行事です。“交換留学”とあるように、提携先である華僑(ホワチョン)中学と生徒が互いに相手校の生徒の家庭にホームステイしながら、それぞれの学校の授業を受けるというものです。