10年前のあの日、あの時

今日3月11日は10年前に東日本大震災が起こった日です。あの時のことは鮮明に覚えているので、もう10年も経ったのかという思いがあります。しかし、実際に被害に遭われた方々にとっては、「もう10年」ではなく「まだ10年」なのかもしれません。あるいは、そのような時間の流れなどは感じられないという方もいらっしゃるでしょうか。

 

筆者の勤務校(以下「本校」)がある東京も、震源地からかなり遠かったとはいえ、相当の混乱が起きました。すべての電車が止まり、道路は大渋滞して、帰宅困難者があふれました。4車線+広い歩道があるような本校の近くの大きな通りでも、まるで祭りかパレードでもやっているかのような人の流れが起きたと聞いています。本校でも約100人の生徒が帰れなくなったので(多くが電車通学者だからです)、筆者を含めてその日に学校にいた全ての教員が学校に泊まリました。

 

その当日や翌日、そして翌週の月曜日以降に本校や筆者の地元の埼玉県南西部でどういうことが起こっていたのかということは、「終礼の話」「47. あの日、あの時(東日本大震災を経験して」に詳しく書かれており、こちらはすでに公開済みです。そこで、今回はその3年後に振り返った話である「続・終礼の話」「26. 3年前のあの日、あの時」をアップしました。今年より少し記憶が鮮明な震災3年後を生徒とともにどう振り返ったのかという話を読んでみてください。(3/11/2021)

 

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