2月4日(火)に放送された『プロフェッショナル-仕事の流儀:虐待・貧困支援 高橋亜美』は、児童・生徒を相手にする私にとって、とてもためになる番組でした。
本番組の主人公であった高橋亜美さんは、虐待を受けたり貧困状況に置かれたりして、正常な社会生活を送れなくなってしまった人たちを支援する仕事をしています。そのような状況になってしまった人の多くが周囲の人に心を開かなくなってしまっていることに対して、高橋さんはその人たちにじっと寄り添い、相手の悩みや苦しさをそのまま受け止めるということに全力を費やされています。
私たち教師は、生徒にしっかりと学校生活を送ってほしいので、どうしても「頑張れ!」を連発してしまいがちです。しかし、中には「頑張れ」が重荷になる生徒がいることは確かであり、そういう子たちには「頑張らなくていいよ」と言ってあげることが大切だということを改めて思い出させてくれました。
高橋さんのあまりにもハードな仕事振りを見ていると、「どうやって自分の気持ちをコントロールしているのだろう?」「家族はどうしているのだろう?」という疑問がわいてきましたが、そのあたりは番組の後半で明らかになります。
教師をしている者として、生徒にどのように接していったらいいかということの勉強になりましたが、一人の人間としての生き方に関しても頭をガツンとされたように感じました。(2/22/2020)
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