私だけの「離任式パート2」

本年3月に定年退職する直前にあった”騒動”については、「146. 退職場際の騒動」でお話ししたとおりですが、そのせいで参加できなかった修業式に行われるはずであった離任式を、新年度の始業式直前に改めて開いていただきました。なお、それをここでは「離任式パート2」と呼ぶことにします。

 

その日(4/8)はたまたま”騒動”の原因となった病気に対する退院後初の診察日でもあったので、病院に行く途中の駅で降りて学校に寄り、始業式(兼校長交代式)の直前に開かれることになった離任式パート2に参加しました。

 

本来の離任式で話すはずであった内容は「生徒を育てる話の法則」コーナーの「定年退職の離任式で全校生徒に話した例から」で詳細に紹介しているので省略しますが、離任式パート2で話した短いスピーチとそのときの様子を撮っていただいた写真をここで紹介しておきたいと思います。(4/23/2022)

 

<”離任式パート2”で生徒に話したこと>

「みなさん、こんにちは。そしてお久しぶりです。こうしてみなさんの顔を壇上から見ますと、たった1ヶ月弱の間にみなさんの顔つきが大人っぽくなったのがわかります。おそらくそれぞれが進級して新入生を迎えるんだという気持ちが高まっているからでしょう。

 

本来でしたら3月18日の離任式のときにみなさんにお話しするはずでしたが、その前日の17日に急に入院することになってしまい、それができなくなってしまいました。しかし、あらかじめ離任式で話そうと思っていたことを原稿に書いてあったので、それを入院する直前に学校宛てにメールで送っておきました。そうしたところ、なんと〇〇校長先生がそれを読んでくださったそうですね。(振り返って)〇〇先生、本当にありがとうございました。

 

私が離任式でみなさんにお伝えしたかったことはそのときに聞いてもらったと思いますので、ここではもうそれ以上の話はしません。新3年生のみなさんはあと1年、新2年生のみなさんはあと2年、本校での生活があります。どうか最後まで有意義な中学校生活を送ってください。

 

最後になりましたが、このような離任式を改めて開いてくださった教務部の先生方、そしてそれを許してくださったすべての先生方に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。以上で、私の話を終わります。」 

 


”離任式パート2”の様子(左:挨拶中、右:代表生徒のことば)