すべての学級担任兼英語教師に捧げます

以前に、新年度の学級開きを想定して、『続・終礼の話』本から学級開きをしたときの学級担任の話をアップしました(「1. 『5』にまつわる話(入学式の日に話したこと)」、「28. 新たな出会い」)。順番としては、1冊目の『終礼の話』本から同様の話をアップしたかったのですが、肝心のデジタル・データが平成27年夏のハードディスク・クラッシュによって失われたので、後発の本から件の話をアップしたわけです。

 

ところがこの度、印刷会社のご厚意で『終礼の話』本のオリジナル・データを提供していただきました。そこで、おそらく先生方の学校でも目前に迫っているであろう新学年の学級開きの日の担任の話の参考にしていただけそうな2つの話をそこからアップしました。

 

1つは、新入生に対して入学式の日に学年指導として話したものです(「0. 入学式予行で話したこと(学級指導につながる学年最初の指導)」)。これは、学級で行った終礼の話ではなく、学年指導を行うために考えた話です。あらかじめ生徒に語りかけるような口調ですべて原稿に書いてあったものです。

 

もう1つは、クラス替えをした2年生の始業式で話したものです(「24.あいさつから始まる新たな人間関係-クラス替え後の初顔合わせで話したこと-」)。筆者の勤務校では、各学年5クラスありますが、2年生に進級した時に一度だけクラス替えをします。今回の話は、その後の2年間を左右するものとして特に力を入れて行ったものです。

 

どちらの話も、その根幹にある考え方は、ベテランの先生方であれば納得していただけるものでしょう。若い先生であれば、「そうか。そういうことが大切なんだ。」と思っていただけると思います。そして、そのような指導が、英語の授業の根幹を支えているということにも気づいていただけるでしょう。

 

すべての英語教師の方へ、特に学級担任を持っていらっしゃる英語教師の方へぜひとも読んでいただきたいと思う2つの話です。(4/7/2019) 

 

元に戻る